あなたはどのタイプのホスト?
Airbnbと一口に言っても色々なホストのタイプや、スタイルがあります。
例えば、私は3人の子育てをしながらフルタイムの仕事をしているので、Airbnbのゲストだけに私のすべての時間を割くことはできません。
私は一軒家と、ワンルームの2物件を丸ごと貸し出して、できるだけゲストと接触せず、効率よく回したいタイプのホストです。
うちの近所でホストをしているハワイ出身のディーンさんは私とは反対です。
何年も前にリタイアして、こどもたちも全員巣立ち…
大きな家にたった1人で住んでいます。
空き部屋を貸しだして、庭に植えてある数十本もあるさまざまなフルーツをゲストと一緒に収穫して食べるなど、積極的にゲストと交流をしています。
Airbnbの魅力は、自分がどのようなホストになりたいか「自分で決める」ことができることです。私たちのような個人のホストのスタイルは大まかに、5種類の特徴的なスタイルに分かれるのでそれぞれ見ていきましょう。
- 個人ホームオーナータイプ~使っていない時間と空間をマネタイズ
- 個人パートタイムホストタイプ~気楽にお小遣い稼ぎ
- 不動産投資家タイプ〜アントレプレナー改め、レンタルプレナー!
- レンタルアビトラージタイプ~他人の物件を「また貸し」して稼ぐ
- CO-ホスト~チームワークで仕事をこなす
個人ホームオーナータイプ~使っていない時間と空間をマネタイズ
個人ホームオーナータイプは、自分の住んでいる家、セカンドハウス、別荘などを「まるまる貸し切り」で貸します。
夏休み休暇中、出張など、自分が所有する物件の使っていない時間と空間を民泊として貸し出して収入を得ます。自宅なので、キッチン、トイレ、照明、家具の配置やインテリアなどオーナーの個性や好みが強く反映されていているのが特徴です。
*「まるまる貸し切り」とは、ゲストだけでその物件を使えるということです
個人パートタイムホストタイプ~気楽にお小遣い稼ぎ
パートタイムホストはディーンさんのように自宅で使ってない1部屋など自分の住居内にあるスペースを貸し出して、お小遣いを稼ぎながらゲストとの交流を楽しむスタイルです。
全く知らない人が家に泊まることになるので、パートタイムホストは誰を泊まらせるか慎重に判断する必要はありますが、他のタイプと比較して、運営にかかる金銭的負担が軽いので、ひかくてき気軽に始められます。
不動産投資家タイプ〜アントレプレナー改め、レンタルプレナー!
不動産投資家タイプは、「民泊ビジネスの一環」として物件を管理しています。
ビジネス的な視点で民泊を運営するので、ゲストの満足度を高めるために、内装、設備、アメニティにこだわります。
より効率的に仕事が回るように需要の高いエリアに物件を投資し、マーケティングや予約管理にも積極的に取り組みます。
レンタルアビトラージタイプ~他人の物件を「また貸し」して稼ぐ
レンタルアビトラージタイプは、自分で物件はもっていないけれど、一軒家やマンションを低コストで賃貸契約をし、Airbnbなどに高いレートで掲載をして「また貸し」して、その差額を収入とするスタイル。
賃貸契約や地域の規制、騒音やマナー違反など、ゲストと近隣住民への配慮は不可欠ですが、最初の投資額が低いので参入しやすいのが大きな利点。
またこのスタイルは、複数の異なる地域で物件を契約することで、リスクを分散できます。
CO-ホスト~チームワークで仕事をこなす
CO-ホスト(こーほすと)とは、宿泊施設を提供するホスト(プライマリホスト)と共同でその施設の管理や、運営を一緒に行うパートナーのことです。COホストは、家族、親類、信頼できるホスト、などに頼むのが一般的です。最近ではCOホストを専門に仕事をしている人も見かけます。
CO-ホストはゲストとコミュニケーションサポートや、価格設定やリスティングの管理、緊急対応、レビューや苦情の管理などプライマリホストの負担を軽く、物件を効率よく運営するためのサポートをします。
これらは、一般的なホストの枠組みですが、実際にはさまざまなバリエーションがあり、ホストの目的や貸し出す施設の種類によってもスタイルが異なります。
あなたが思い描くホストはどのタイプでしたか?Airbnbは、自分に合ったホストスタイルで収入を得ることができるのが最大の魅力です。